【保険を売らない公正なFP 第3話】「銀行の“おすすめ”には気をつけろ!」手数料まみれの投資・保険・仕組み預金をぶった斬る

お金・手続き・相続

✅ はじめに:保険を売らないFP、今回は銀行に物申す!

こんにちは、保険を保険を売らない公正なファイナンシャルプランナー(以下、FP)ラスコルです。
今回は、銀行がすすめてくる「投資・保険・預金商品」についてぶった斬ります。

あなたが銀行で「おすすめ」と言われた商品は、本当にあなたのためなのですかね?

答え:銀行のおすすめ」は、銀行の売上のためです。

この記事を読むことによって

  • 自分が“高コスト商品を持っていないか”チェックできる
  • 銀行の営業に「これは断ろう」と判断できる
  • ネット銀行・証券で自分で運用する知識が身につきます。

✅ なぜ銀行がすすめる商品には注意が必要か?

銀行は預金を預かる“信用機関”だけではなく、保険・証券・資産運用商品の販売もしてます

その大半が「コストが高い・内容が不透明・長期縛り契約」といった
銀行が儲かる“手数料ビジネス”なのです。

✅ 売らないFPが選ぶ「銀行のヤバい商品ランキング」

🥇 第1位:仕組み預金(ほぼ元本割れ預金)

預金と言いながら、内容がわかりづらい商品。
元本保証されない可能性が高い・中途解約できない・利率がたいしたことないの3拍子

✅ 名前に「預金」が入ってるのがタチ悪し
✅ たいしたことない金利に釣られて契約した人が、元本割れしてる実例多数

自分が貯めたお金を自分が欲しい時に下ろせない」って考えられますか?しかも、途中で下ろすと手数料取られて元本割れおこすなんて・・・。どれだけ銀行に気に入られたいのですか?

さらに付け加えると、銀行が破綻したとき「仕組み預金」は保障されませんので、「ジ・エンド」です。

↓仕組み預金に対する金融庁の注意喚起(文字多いのでお時間ある方はどうぞ)

アクセスFSA 第53号 : 金融庁

🥈 第2位:銀行窓口の投資信託

「初心者にも安心です」「長期で資産形成できます」などと窓口の綺麗な担当者に言われるが…

✅ 手数料が高い(購入時手数料3%+信託報酬1.5%以上)「なめたらあかんで」の案件です。投資は長期でするもの。この手数料のわずかな差が将来的に響いてきます。
✅ インデックスよりパフォーマンスが悪いアクティブファンドをすすめてくる。簡単に言うと、ぜんぜん儲からない商品を押し付けてくるということ。だから、あなたの資産が減ることがあっても増えることはない。

銀行が儲かる投資商品しかすすめてこないことを念頭に入れておきましょう。投資は、自分で商品の内容を調べて、腹落ちした商品を購入するものです。他人から押し付けられるものではありません。

🥉 第3位:外貨建て保険・一時払終身保険

「貯蓄もできて相続対策にもなりますよ」って言う銀行の大罪

✅ 為替リスクあり(将来的な為替の動きなんて誰もわからないのです。「わたしは分かる」という人だけ加入してください)
✅ 手数料・保険関係費用がえぐい(手数料おばけについては下記の第一回記事をご覧ください)
✅ 解約返戻金が大幅に減る設計のものが多い(なんで大切なお金を積み立てると減っていくのか、教えてください)

👉 高齢者を狙いすました商品の典型です。保障も薄くて、投資もほとんど利益がでない。

【保険を売らない公平なFP 第1話】保険で資産運用は絶対ダメ!ユニットリンクという名の罠をぶった斬る!
保険で資産運用しようとする“ユニットリンク”って本当にお得?元保険業界・FP2級の筆者が手数料の実態や問題点をぶった斬ります。保険と投資は分けて考えるべき理由とは?読めば安心の判断力が身につきます。

その他の覚える必要もないヤバい商品たち

  • ラップ口座(運用手数料+管理手数料でダブルパンチ)
  • 年金保険(20年縛られる+手数料高い+利回り低すぎ、人をばかにしている)
  • 提携クレカ+ローン商品連動キャンペーン(このような商品に入れてから、高額な商品を売りつけてくるお決まりの手口)

✅ なんで銀行はこんな商品を勧めてくるのか?

答え:手数料で儲かるから、お客のことなど二の次

銀行は「金利で儲ける」時代が終わって、金融商品を売りつけ収益確保してる。

営業マンは“◯本売らないと給料に響く”ノルマ社会で働いています。
だから、本当にいい商品なくてもすすめるしかない。営業マンすら商品の内容を理解していない。

それが、銀行の“おすすめ”の正体!

✅ パンクFPの叫び:「ネット銀行 × ネット証券で十分!」

今どき、対面で買わなければならない理由はない。

  • ✅ 銀行 → ネット銀行(住信SBIネット銀行・楽天銀行など)
  • ✅ 証券 → SBI証券・楽天証券でOK
  • ✅ 投資信託 → ノーロード&低コストのインデックス投資の一択だけ

それだけで、ムダな手数料を年間数万円〜数十万円削減できます。手数料おばけに気をつけましょう。

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✅ まとめ:銀行のすすめる商品には、冷静な目を持って対応する。

  • 名前に「預金」「安心」とあったとしても、内容はハイリスクの場合あり
  • 営業トークの裏にある“営業マンのノルマ”を見抜きましょう
  • お金を守れるのは、自分の判断力だけ

✅ 追記:銀行でおすすめされたら、まずこの3つをチェック!

  1. 販売手数料や信託報酬は?(年間コストに注目)
  2. 途中解約はできる?元本は守られる?
  3. “預金”や“安心”という言葉の裏にリスクは?

✨関連リンク(内部リンク)

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