「ブランド品を身につけて、あんなに目立ちたがるのはなぜ?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
もしかしたら、あなた自身も“金の冠”をかぶって空を飛んでいるのかもしれません
ユダヤ人の知恵書である「タルムード」に登場する雀が私たちの心に問いを投げかけてきます
「それ、本当に自分のため? 誰かに見せるためじゃない?」
この記事では、「金の冠」を一緒に見つめ直してみましょう。
今回も、石角莞爾さんのユダヤ人の成功哲学「タルムード」を参照させていただきました

「王と同じ冠が欲しい!」…その一言が、すべてを狂わせた。
ソロモン王は、ユダヤで最も賢明な王として知られていた
ある日、鷲に乗って空を旅していたところ、体調が悪くなった王は鷲の背から落ちかけてしまう
その時、小さな雀たちが現れて、王が鷲の背中から落ちないように支えた
感謝した王は雀たちにこう言った
「何でも欲しいものを言いなさい。褒美を授けよう」
雀たちは相談を始めるがなかなか意見がまとまらない
そのとき、一羽の雀が言った
「王様と同じ“金の冠”が欲しいです!」
王は一瞬たじろぎ、静かにこう答えた
「それは良くない考えだ。もう一度考え直してきた方がよい」
だけど、雀たちはそのまま王の忠告を無視し、金の冠をもらって空へ飛び立った。

🏹「金の冠の雀狩り」始まる
イスラエルでは「金の冠をかぶった雀」が猟師に狙われるようになった
あまりに目立つ姿は、誇りではなく“的”となってしまった
仲間たちは次々に撃ち落とされ
最後に残った五羽の雀たちは、王のもとへ戻って涙ながらに言った
「私たちが間違っていました。金の冠は、もういりません」
💡タルムードから学んだ教訓

- 高価なものを見せびらかすといずれ災いを招く
- 目立つことは、詐欺師たちの的になる
- 使い方を誤れば身を滅ぼす
- 他人はあなたをみているのではなく、そのものを見ているだけ
- すべてを失ったら、あなたの周りには誰もいなくなる
💬あなたの“金の冠”は何ですか?
- 高級車やブランド品
- SNSでの承認欲求
- 職業・肩書き・学歴の見せびらかし
それ、本当にあなたが守るべきものですか?
それが撃ち落とされる的になっていませんか?
🧘♂️まとめ:冠は心にかぶろう
最後に生き残った雀たちは、金の冠を捨てて静かな暮らしへ戻っていった
目立つものを脱ぎ捨てて、心には誇りをいれておこう
それが、本当の強さと自由なのかもしれません
🎯あなたの“金の冠”タイプ診断【YES/NO形式】
Q1. SNSで他人の生活を見て「負けたくない」と感じる?
Q2. 最近買ったものを「誰かに見せたい」と思った?
Q3. 学歴や肩書きに誇りがある?
Q4. お金に余裕があると「高いモノ」を選ぶ?
Q5. 他人より上にいたいと思うことがある?
→ YESが3つ以上でしたら、あなたは金の冠をかぶって飛んでいるかもしれませんね
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