お金の不安を誰にも話せないということ は、重い悩みになります。
- パートナーには言いにくい
- 友人に話すと比較されそう
- 専門家のところへ行くと商品を売り込まれそう
こうした不安が頭の中に次第に溜まっていって、いつの間にか 最悪のシナリオを考えてしまう。
でも、いきなり誰かに全部打ち明ける必要はありません。
大事なのは 「安全に外へ出してみること」 ことです。
👦「安全な外部化」とは何か?
ここで言う「安全な外部化」は、お金の決断を誰かに丸投げすることではありません。
- 最終判断はあくまで自分自身
- 整理とあらたな視点だけ外部から力を借りる
これが「安全な外部化」です。
公正なFP的に言うと、冷静になって判断の質を上げるための工程です。
ルート①|紙に出す(最も安全・最も軽い)
こんな人におすすめ
- 誰にもお金の話をしたくない
- まずは自分で整理したい
- 感情がごちゃごちゃしているので何をしていいかわからない
やり方(超シンプル)
以下を紙かメモアプリに書くだけです。
- いま感じているお金の不安(箇条書きでOK)
- それは「事実」なのか「ただ想像」しているだけなのか
- 今あなたにできること/今はできないこと・やりたくないこと
なぜ効くのか
人は、頭の中で考えすぎると不安を過大評価しやすいものです。
書き出すと、不安が大したことではなかったことがわかります。
実はこれ、お金の相談などで最初にやってもらうことです。
誰にも見せないので、一番安全な外部化です。
ルート②|利害関係のない第三者に「整理だけ」頼む
こんな人におすすめ
- 家族や友人だと感情が絡む
- 自分の考えが偏っている気がする
- でも売り込みはされたくない
ポイントは「目的を限定する」こと
いきなり「どうしたらお金が増えますか?」と聞かないで、こう切り出しましょう。
「現状の整理にだけ付き合ってほしいです。結論をいまは出そうとはしてません。」
これだけで安全度が上がる。
具体例
- 金融商品を扱わない立場の人
- 売買や契約を前提にしない相談窓口
- 「アドバイスなし」で聞いてくれる人
公正なFP視点では、売らない・急がせない・否定しない、この3点が揃えば、かなり安全です。
ルート③|条件付きで“専門家”を使う(慎重ルート)
こんな人におすすめ
- 数字が多すぎてまとめられないので自分では限界を感じている
- 制度・税金・年金などが絡んでいるので、よくわからない
- 第3者の客観的な視点が欲しい
安全に使うための条件
ここが一番大事で、事前に以下の3点を決めておくことです。
- 「今日はなにがあってもこの場では決めない」
- 「整理だけの相談をする」
- 「その場で決定せず、家に持ち帰って考える」
この3つを自分の中で宣言してから行く。
危険サイン(これ出たら距離を取る)
- 不安を煽ってくる
- キャンペーンなど今日中の決断を迫ってくる
- 話をさえぎって商品説明に入りだす
専門家は便利ですが、主導権は常に自分にあると心得てください。
💪よくある誤解|「相談=弱い」ではない
- 相談しない人ほど、極端な判断をしがちで失敗することが多い
- お金の話ができる人ほど、冷静で状況に合った選択をする
相談は他人への依存ではなく、あなたの判断の質を保つためのツールです。
☀️まとめ|外部化は「一人で決めない」ための保険
お金のことを相談する相手がいない時は
- 紙に出す(自分だけで一度まとめてみる)
- 利害のない第三者に現状の整理だけを頼む
- 条件付きでお金の専門家を使う
お金の不安は、自分で正解を探す前に安全に外へ出した瞬間に軽くなっていきます。
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