「退職後は、現役時代の生活費の80%で十分と聞くけど本当?」よく聞くけれども、その根拠を数字で見たことありますか?
今回は、総務省などの信頼できるデータをもとに、現役世帯と老後世帯(65歳以上・無職)の生活費を徹底比較してみました。
この記事を読めば、支出項目の変化もグラフで丸見え!自分の未来に安心感を持つことができます。
👦「現役 vs 老後生活費」徹底比較——数字で見る安心度
世帯タイプ | 消費支出(月) | 税・社会保険料 | 実支出(月) |
---|---|---|---|
現役(単身) | 約169,547円 | +約65,000円 | 約234,547円 |
現役(2人以上) | 約300,243円 | +約70,000円 | 約370,243円 |
老後(夫婦、高齢無職) | 約236,696円 | +31,812円 | 約268,508円 |
老後(単身、高齢無職) | 約143,139円 | +12,356円 | 約155,495円 |
結果:
- 老後夫婦の場合:現役の約72%(老後268,508円 ÷ 現役370,243円 × 100)
- 老後単身:現役の約66%(老後155,495円÷現役234,547円×100)
つまり、「80%説」は夫婦でもクリア。単身だとかなり余裕あり。
でもこれは“平均値”。環境や生活スタイルで大きく変わる点は注意。
👦「子育て費→0」「医療・趣味→どう変わる?」支出のリアル変化
- 子育て・教育費:現役で月10〜20万円 → 完全ゼロ
- 保険料:学資・生命保険は減る
- 趣味・交際費:子ども関連が減る一方で自由時間に使う可能性あり
- 交通費:通勤・送迎が激減 → 一方で医療通院や趣味で増える可能性あり
ポイントは「支出の再構成」。支出が減るだけでなく、老後の使い方も変わってくる。

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老後資金3000万円は本当に必要?金融庁データをもとに家計タイプ別必要額をシミュレーション。年齢別積立額と準備法までわかる完全ガイド。
⚠️80%説は“部分的に正しい”けど…落とし穴に要注意
- 都会で固定費が高い人や年金収入が低い人は、80%以上になる可能が。
- 地方で節約していた人は、60%程度の支出で十分可能なことも。
- ただし、見落としがちな出費(例:高齢医療費、家の修理、冠婚葬祭、介護費など)は予備費が必要。
✏️FPが提案!「退職後の生活防衛策3ステップ」
ステップ | 内容 | メリット |
---|---|---|
1. 固定費の見直し | 通信・保険・サブスクを再評価 | 現役時代の支出80%以下で余裕を確保 |
2. 生活防衛資金の確保 | 生活費の3〜6ヶ月分を現金に | 突発支出に安心対応 |
3. 少額でも資産形成を | つみたてNISAで基本的な資金構築 | 公的年金の上乗せとして運用が効く |
この3ステップを実行するだけで「老後の経済不安」がグッと小さくなる。

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まとめ:80%説は一部当たっているが「自分の暮らし」で考えるのが正解
- 夫婦世帯でも80%説は現実的。ただし、余裕度は地域や支出構成次第。
- 単身世帯ならかなりの余裕あり — 収支バランスは比較的楽。
- 公的支援・自助(防衛資金・投資)が揃えば、“安心老後”に近づける。
「80%で足りるのか?」は、数字で確認して初めて腑に落ちる。
まずは 、あなたのご家庭の支出を現役・老後で比較するところから始めましょう。
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