【正直しんどい】儲かってる話を聞いても折れないメンタルの作り方|収益ゼロ期の自営業へ

はじめての開業

独立開業すると、儲かっている話を聞くことが多々あります。

月商いくら稼いだ・投資でいくら利益出た・開業2ヶ月で成果が出たなど。

開業したてのこちらはというとまだ収益が出ていない。

事業の勉強中で成果もこれから。

そんな状態で成功談ばかりを聞き続けるのは、正直しんどい

「気にしなければいい」「自分は自分」それは正論だと分かってはいますが。

人はそれほど簡単に割り切れません。

この記事では、収入ゼロ期の自営業者が儲かっている話を聞いても折れないためのメンタルの作り方をまとめてみました。

💰儲かっている話を聞くのがつらくなる理由

収益がある程度安定していれば他人の成功談は刺激になりますが、開業初期や収益ゼロ期では話が違います。

この時期まだまだ自分の軸や手応えが育ってきておりません。

そこへ成功談が重なると、無意識で比較がはじまり、こんな考えをします。

自分
自分

自分は他の人より遅れているのではないか?
何かが自分には足りないのではないか?

これは性格の問題ではなく、現在のフェーズ(段階)の問題です。

👦人は虚栄心や羨望、妬みでできている

虚栄心や羨望、妬みは、できれば持ちたくない感情です。

しかし、人間としては自然な反応であって、大切なことはこうした感情を持つ自分を責めることではありません

問題になるのは、その感情が刺激され続ける環境に無理して身を置くことです。

⤴️成功談は「完成形」しか見えていない

多くの成功談は、成果だけが語られます

そこに至るまでの不安や迷いの時期・お金がなくて眠れなかった夜・失敗の連続などの部分は、ほとんど表に出てきません。

それを知らずに聞くと、「自分だけが取り残されている」という錯覚に陥りやすくなります。

あなたが比較しているのは現実の世界ではなく、編集された成功談にすぎません。

💨距離を取ることは、逃げではない

成功談が多いコミュニティから距離を取ったりして、刺激を受けないようにすることは逃げではありません。

集中するための戦略的な判断です。

家計管理で使っていないサブスクを解約するのと同じでメンタルにも「固定費」があります

不要で削れるものは、とことん削った方がいい。

🤐自営業の初期に本当に必要なのは「静けさ」

開業初期には、派手な刺激や勢いは必要ありません。

必要なのは、静かな環境で淡々と積み上げる時間です

事業について勉強する
実務を理解するために先輩に話を聞く
人と会う
名刺を多くの人に配り自分を知ってもらう。など

地味ですぐに成果が出ない行動だからこそ、余計な比較や煽りはあなたに毒をもたらします

☀️比較をやめると、やるべきことが見えてくる

他人の成果を見るのをやめると不思議と心が静かになります。

代わりに「今日、自分がやるべきこと」が見えてきます。

今日の勉強や今月やるべき仕事、収益につながる一歩を日々積み上げていくこと

それだけに集中できれば、人の心は簡単には折れません

⤴️今の自分は「失敗」ではなく「途中」

成功談を聞いて苦しくなるのは、あなたのメンタルが弱いからではありません。

今のフェーズに合っていないだけです

比較する舞台から降りて、静かに一歩一歩積み上げていく

それが遠回りに見えるかもしれませんが、一番折れにくい生き方です。

✅まとめ

収益がゼロ期の自営業者にとって大切なのは、自分の心と集中力を守ることです

刺激を減らして、比較をやめて、淡々と積み上げていく。

その時間は、決して無駄ではありません。

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