禁酒が続く人と元に戻ってしまう人。
その違いは、意志の強さではありません。
「自分の状態が見えているか、見えていないか」たったそれだけです。
- 何日飲んでいないのか
- 飲んだ翌朝、体はどうだったのか
- どんな日にお酒が飲みたくなるのか
こういったことを曖昧にしていると
「まあ、大したことない」「前も大丈夫だったし」と脳が理解して、元の飲酒状態に戻ってしまいます。
❓なぜ見える化すると禁酒が続くのか
行動科学・依存回復の分野では、セルフモニタリング(自己記録)が最重要視されている。
- 記録する
- 振り返る
- 次の行動を微調整していく
この循環を繰り返すだけで、再発率が下がることが多くの研究で示されている。
理由は簡単です。
人は、感覚で自分を誤魔化すことができるがデータには嘘をつけない。
禁酒は感情の戦いではなく、データの戦いにした瞬間に難易度が一気に下がります。
✅私自身が戻りかけを察知できた理由
禁酒後、週3日ほど飲酒するようになってしまった頃に違和感がありました。

- 朝の体の重さ
- 頭の回転の鈍さ
- 「まあいいか」が増える感覚
これを言葉にして残していたから、これは危ないと気づけました。
もし感覚だけだったら、おそらくもっと深くはまっていたと思います。
📝見える化①|禁酒・飲酒の事実を記録する
まずは、シンプルでよいのです。
最低限これだけでOK
- 今日:飲んだ/飲まなかった
- 飲んだ場合:何がきっかけだったか
- 翌朝:体調を★1〜5で評価
これだけで、あなたの危険パターンが浮かび上がる。
例えば金曜の夜だったり、疲労が強い日だったり。
対策はその後でOK。
見える化②|「連続日数」が脳を味方につける
禁酒が続く人は、連続日数を武器にしている。
7日禁酒、14日禁酒、30日禁酒・・・。
ここまで来ると、脳はこう考え始める。
この継続がこわれるのは、もったいない
これは意志ではなく、損失回避バイアスという脳の性質です。
数字を見える形にするだけで、飲酒をすることはコスパの悪い選択になるのです。
見える化③|朝の体調・集中力を数値化する
第6話では、朝の体の軽さの説明しました。
これを数字にすると、改善する力が段違いに強くなります。
例:
- 起床時のスッキリ度(10点満点)
- 午前中の集中力(10点満点)
- やる気の立ち上がり(◎○△)
飲んだ日の翌朝と飲まなかった日の翌朝の差がはっきり出ます。
これを一度でも可視化できると、「飲まない理由」は自然に増えてきます。

見える化④|戻りかけのサインを先に決める
再飲酒は、いきなり起きません。
必ず予兆があります。
あなたの例で言えば、
- 酒YouTubeを見始める
- 余分な買い物をする
- 夜の過ごし方が崩れていく
これを「赤信号リスト」として書いておく。
赤信号が出たらやることは、修正して自身を責めないことです。
🍷禁酒は「人生の可視化トレーニング」
禁酒を見える化するメリットは、酒だけに限りません。
- 睡眠
- 体調
- 集中力
- 買い物
- 情報との距離
人生全体のセルフマネジメント力が上がります。
だから、禁酒に取り組んだ人は強い。
一度、自分を観察できるようになるからです。
🗒️読者へのメッセージ|続く人は戦っていない
禁酒が続く人は、酒と戦っていません。
記録して、微調整しているだけです。
もし、また飲んでしまっても記録があれば次につながる。
禁酒は勝ち負けではありません。
自己回復へのプロセスです。
次回予告
禁酒は人生の主導権を取り戻す訓練だった
― 酒をやめて見えた「本当の自分」
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