行動したいのに一歩が踏み出せない。
人の目が気になって行動する前に不安で止まってしまう。
そんな“回避性っぽさ(回避性パーソナリティ障害)”に悩む人は、実は多いと言われています。
この記事では、わたし自身が試して効果があった回避性のままでも行動できるようになる3つの方法を誰でも使える形にまとめてみました。
いまの性格を変える必要はありません。
今のままの自分で一歩ずつ前へ進むための具体策です。
*「回避性パーソナリティ障害」とは、他人との関わり合いに対する深い不安や劣等感、社交の場面での緊張などが特徴的な精神障害です。
人と親しくなることを望みながらも、拒絶や批判される恐れから関係を避ける傾向があります。
📅「人の評価」ではなく「自分の軸」で判断する小さな習慣
回避性っぽさが強い人は、他人の基準で行動を決めがちです。
- 失敗したら恥ずかしいな
- これを言うと怒られるかもしれない
- このままでは周囲の評価が下がるかもしれない
わたしも体験しましたが、このような思考が続いていくと行動が止まりやすくなります。
● 克服ポイント:判断基準を「未来の自分」に変える
克服に効果的だったのは、次のように自問してみることです。

この行動をしなかったときに未来の自分はどう感じるかな?
この問いは、他人の反応を気にすることから自分の未来へと焦点を切り替えるスイッチになります。
● たとえば、わたしはこんな使い方
- 「人の目に触れるからブログ書くのが不安」→ 半年後の自分はどんどん進みたいはず
- 「資格勉強をやるのはいいけれど、落ちると恥ずかしいからいやだな」→ やらなかった後悔が残る
- 「健康のために運動を始めたいけれども、周りの人に見られるのが恥ずかしい」→ 未来の身体は確実に喜んでくれる
完璧にできなくて大丈夫です。
他人よりも未来の自分を基準にするだけで、行動することが軽く感じられます。
▶️完璧を目指さずに「1%だけでも」前へ進む仕組みをつくる

回避性傾向のある人は、どうせやるなら完璧にやらなければ気が済まないと思います。
そして、いつまでもはじめることができません。
● 克服ポイント:行動のハードルを限界まで下げる
行動するには「0 → 1」が最もエネルギーを使います。
だから、1を限界まで小さくすることが重要です。
● わたしがしている1%行動を挙げる
- 勉強:テキスト1ページだけ
- ブログ:タイトル決めだけ
- 筋トレ:腕立て1日3回だけ
- 禁酒:今日だけは飲まない
- 読書:最初の1段落だけ
毎日の行動をゼロにしないこと
1%の積み重ねでも1週間、そして1ヶ月と続くと行動できる自分という自己イメージが自然に育っていきます。
● 行動できる人=「ゼロの日が少ない人」
特別な才能も強いメンタルも必要ありません。
今日も少しだけを続けただけです。
これは、誰にでもできることです。
💪ひとりで抱え込まずに「外の力」を味方にする
回避性の人は、「助けて」という一言が言えずにひとりで抱え込みがちです。
- 他人に相談しづらい
- 迷惑をかけたくない
- 人に断られるのが怖い
この孤独感と頑張りが行動をますます重くしていきます。
● わたしの克服ポイント:自分以外の力を当たり前に使う
頼るのは、人でなくてもいいのです。
わたしの例ですが
- AI(チャットGPT) に相談、壁打ちする
- 本 から思考のパターンを借りてみる
- スマホアプリ を利用してやりたいことを習慣化する
- SNSやコミュニティ の知見を借りてみる
- 専門家 に早めに相談する

全部自分ひとりの意志でやらないと言う考え方が大切
行動できる人は、仕組みや他者の力を上手に使っているだけなのです。
ついつい抱え込んでしまうタイプの人は、外部の力を合わせて使うだけで大きく前へ進めます。
■ まとめ:回避性のままでも前に進める“3つの土台”
最後にもう一度、わたしの行動につながった3つの転換点を整理します。
● 1. 判断基準を「他人」ではなく「未来の自分」に変える
● 2. 完璧主義を捨てて「1%行動」を毎日積み上げていく
● 3. ひとりで頑張らず、AI・本・SNSなど外部の力を使う
性格を変えていくという話ではなく、仕組みを変えるだけで行動が軽くなっていく方法です。
回避性の人は
・小さく始める
・人に頼らない別の方法を使う
・未来の自分を基準にする
この3つを心がけるだけで確実に一歩前進できます。
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