この記事でわかること
- 一般知識(※令和6年度から名称は「基礎知識」)の最新ルール
- 「3分野集中」で6問(=24点)を確実に取りにいく戦略
- 教材・YouTube・勉強ルーティンの具体例
↓法令等の学習方法は以下をご覧ください。

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一般知識(基礎知識)の最新ルールを3行で
- 科目構成:法令等(46題)+基礎知識(14題)。基礎知識は「一般知識/情報通信・個人情報保護/文章理解/行政書士法等行政書士業務と密接に関連する諸法令」で構成。
- 配点と出題数:基礎知識は14問×4点=56点。全体は300点。
- 合格基準(足切り):基礎知識で24点以上(=6問以上)、法令等122点以上、総合180点以上をすべて満たす。
※令和6年度から「一般知識等」は「基礎知識」へ改称し、諸法令が追加。中身の大枠は上の4分野で押さえる。
なぜ「3分野集中(文章理解/情報通信・個人情報保護/諸法令)」が現実的か
- 政治・経済・社会(=一般知識)は範囲が広すぎ(5問):時間対効果が低く、短期で点を安定させにくい。筆者も全く勉強しませんでした。
- 文章理解は訓練で安定。誰でも満点取れる。(3問):設問形式が一定で、解法の“型”を覚えればよいだけ。
- 情報通信・個人情報保護は暗記&改正チェックで取りやすい(4問):定義・用語・制度改正の押さえで得点化。
- 諸法令(行政書士法・戸籍・住基など)は範囲が明確(2問):点に直結しやすい。
点数設計:こう取ると“足切り”を超える
- 文章理解:3/3(12点)正解を狙う
- 情報通信・個人情報保護:2/4(8点)正解を目標
- 諸法令:2/1(4点)正解(年度で比率は前後。2問取れれば理想)
- 一般知識(政経社):余力で1問(4点)でも上積み
→ 合計6問以上で足切り突破。※配点・基準点は上掲参照。
学習ロードマップ(2〜4週間の短期集中プラン)
筆者は、法令等の学習に重点をおきました。ですので、基礎知識の学習は試験日前のおよそ2週間程度でした。
「基礎知識」は、半年以上時間をかけて学習するよりも、暗記系が含まれているので直前・短期が向いていると思います。
① 初週:設計&素振り
- 文章理解:毎日15分×2題(過去問・予想問題集)を時間計測して解く。読みの型(主語・述語/逆接/要旨→根拠)を念頭において。
- 情報通信・個人情報:頻出定義と改正点をカード化(単語カードが使えるアプリQuizlet推奨)。
- 諸法令:行政書士法の目的・業務範囲・守秘義務・欠格事由・登録周りを“音読→回転させる”。
② 2週目:過去問×反復
- 間違いノートに「なぜ誤りか」まで書く(数字・語句のすり替え、極端表現など)。
- 過去問、予想問題集で正答6問確保できたら撤退→法令等へ時間集中。
③ 3〜4週目:仕上げ
- 直前は改正もの(個人情報保護法の漏えい報告・本人通知義務 等)を最終確認する。
おすすめ教材(1冊+αに絞る)
↓著者が使用したテキスト。法令等、基礎知識ともに全ページカラーで見やすく、体系的にまとめられているので初学者にはオススメです。
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↓直前予想問題集で直近の法令改正をチェックしましょう。
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- LEC「基礎知識/諸法令」道場:行政書士法等の論点整理に。
道場:2025年合格目標:植松和宏の基礎知識対策道場 -行政書士-LEC オンラインショップ
一般知識のスペシャリストが重要ポイントを厳選解説!

- アガルート 文章理解対策講座:設問別の“型”で速く正確に。アガルートアカデミー+1
- (改正確認) 個人情報保護委員会の公式資料:最短で論点アップデート。PPC
おすすめYouTube(無料で“型”を入れる)
↓著者は、「行政書士試験 独学サポート」YouTube1本で基礎知識の勉強をさせていただきました。とくに情報通信・個人情報等の基礎が身につきます。
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%9B%B8%E5%A3%AB%E8%A9%A6%E9%A8%93+%E7%8B%AC%E5%AD%A6%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88
- アガルート:文章理解の解法を短尺で反復。YouTube
時短テク(実例)
- 文章理解は毎日10〜15分の“タイムアタック”で筋トレ化。
- 暗記は、耳と目の二刀流で(カード読み上げ→散歩しながら)。
- 6問達成で撤退:一般知識は“やりすぎ”は禁物。法令で合格点を伸ばすのが王道。
まとめ
- 基礎知識は14問中6問以上が必達ライン。政治・経済・社会は深追いしない。文章理解・情報通信・個人情報保護・諸法令に集中するのが最短。
- “型”ד改正”ד反復”で、短期でも十分に足切り回避は可能です。
✨関連リンク(内部リンク)

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