🔰 はじめに:車選びは、購入価格ではなくトータルコストで考える
同じ車種であっても購入方法によって
- 値段
- 保証
- 手続きの手間
- 後悔する可能性
が違います。
つまり👇
安い買い方=得な買い方ではありません。
維持費・手間賃・さまざまなリスクを考えて選択することが正解。
そこで今回は、主要な4つの選択肢👇
- 🏢 新車ディーラー
- 🚙 中古車販売店
- 📱 車サブスク(KINTO・オリックスなど)
- 🤝 個人売買(メルカリ・ジモティー等)
を比較していきます。
🏁 結論:タイプ別ベスト選択肢
| こういう人 | ベスト選択肢 |
|---|---|
| しっかり説明聞きたい・保証を重視 | ディーラー |
| 価格を重視・中古車OK | 中古車販売店 |
| とにかくラク・整備や税金を考えたくない | サブスク |
| とにかく安く・リスクを理解している | 個人売買 |
📊 4つの選択肢を徹底比較

🔹 比較表(総合視点)
| 項目 | 新車ディーラー | 中古車販売店 | 車サブスク | 個人売買 |
|---|---|---|---|---|
| ❇価格(買値) | 高い | 中くらい | 月額制 | 激安 |
| ❇購入時手続き | ほぼ全部代行 | 店舗による | 不要(全部込み) | 全部自分 |
| ❇保証 | ◎最強 | △店舗次第 | ◎プラン込み | ✖ なし |
| ❇トラブルリスク | ◎低い | △店舗次第 | ◎極小 | ✖ 高い |
| ❇維持費の予測しやすさ | △ | △ | ◎固定化 | ✖ 予測困難 |
| ❇自由度 | ◎高い | ◎高い | △縛りあり | ◎高い |
| ❇売却しやすさ | ◎ | ○ | ✖(返却) | △ |
🏢 ① ディーラー購入
👉 安心して乗りたい人向け。
多少高くても、新車なので満足度が高い。
メリット
- 保証最強(メーカー保証+延長保証)
- リコール対応・整備履歴が明確
- 手続きを全部ディーラーに任せられる
- 車種によって、中古車よりも値落ちしにくい
デメリット
- 価格が新車なので最も高い
- 「諸費用に代行料やオプションなど上乗せ」が多い
(第3話で触れた内容です⬇️)

向いてる人
→ 新車に乗りたい/初めて車を買う人/家族で使う/長期所有前提
🚙 ② 中古車販売店
👉 コスパもよくて現実的な選択肢になる。
メリット
- ディーラーよりも安く購入できる
- 点検済み・保証付き車両もある
- 個人売買よりも安心
デメリット
- 保証や車歴の透明性が店舗によって差がある
- 車体価格を安く設定するかわりに、諸費用を高めにしている店がある
- 事故歴・修復歴が見落とされるリスクが
向いてる人
→ わりと車にこだわりない人・価格と安心のバランス欲しい人・どうしても欲しい車がある人
🚘 ③ 車サブスク(KINTO・オリックスなど)
👉 ここ数年で急成長中です。
車版のNetflix。
メリット
- 車検・税金・保険・メンテナンス費用全部込み
- 頭金なしの月額固定制
- 故障・手続き・維持費の心配がない
- 若者・初心者・単身層の利用が増加している
デメリット
- 長期では割高になる
- 走行距離制限あり
- 原則返却=資産にならない(ほとんどの車は、一度乗ったら資産価値がないのに等しいので考え方次第でいいかも)
向いてる人
→ 車に関心が薄い人/短期間だけ使う/手続きめんどう
🤝 ④ 個人売買(メルカリ・ジモティー)
👉市場価格より安く買えるけど、維持管理するには覚悟が必要。
メリット
- 価格は最安で購入できる(市場より10〜50万安いことも)
- 仲介料が不要
- 価格交渉が自由、気楽にできる
デメリット
- 保証なし/返金不可が基本
- 名義変更されないと困りごとが(第7話参照⬇️)
- 税金・整備・書類トラブル多い
- 契約不適合責任が免責されるケースが多い(=壊れても泣くしかない)

向いてる人
→ 車の知識があり整備ができる人/リスクを許容できる人
📌 それぞれの“最安モデル”を比較すると?

| 方法 | 5年乗った場合の総コスト目安 |
|---|---|
| 新車ディーラー | ⭐ 約190〜260万円 |
| 中古車販売店 | ⭐ 約100〜180万円 |
| サブスク | ⭐ 約140〜240万円(車種・内容により上下) |
| 個人売買 | ⭐ 約70〜150万円(故障すると跳ね上がる) |
→ 短期ならサブスク、長期なら中古か新車が安定。
→ 個人売買は当たりはずれがある。
📌5年乗った場合の総コスト目安の根拠まとめ
車の「買い方」を比較するときに使う数字は、TCO(Total Cost of Ownership:総所有コスト)という考え方に基づいた目安数値になります。
それは
購入価格 + 5年間の維持費 − 5年後の売却額(残価)
これであなたが車に出した費用がおおまかにわかります。
以下は、日本人の平均的な車の乗り方を前提にしたモデルケースです。
🧮【前提条件】この条件で計算しています
- 想定車種:コンパクトカーまたは普通車
- 年間走行距離:約10,000km(全国平均に近い)
- 維持費:
- ガソリン代
- 自動車税
- 重量税
- 任意保険
- 駐車場代
- 車検・メンテナンス・タイヤなどの消耗品費用
- 5年後の残価:車両価格の 30〜50% を目安に計算
- 平均的な使用で大きなトラブルなしで想定
- 高級車・大型SUVは対象外です(一般的な普通車基準)
📊【5年総コストの構成イメージ】
例:150万円の中古車を買った場合
| 項目 | 5年総額の目安 |
|---|---|
| 車両購入費 | 150万円 |
| 維持費(年25〜35万 × 5年) | 125万円〜175万円 |
| 5年後の売却益 | −50万円〜70万円 |
| 合計負担額 | 約155万円〜255万円 |
このように車本体価格よりも「維持費」と「売却額」が総コストに大きく影響するのがポイント。
🚗【だからこの数字になる】方法別の5年コスト目安
以下は上の前提で計算した目安です。
🏢 新車ディーラー
総コスト:約190万円〜260万円
- 新車価格が高い(200〜250万円が中心)
- 維持費は一定
- 5年後の残価が比較的高い(40〜60%)
→ 高品質・安心だけど初期費用が高い
🚙 中古車販売店
総コスト:約100〜180万円
- 車両価格:80〜150万円帯で想定
- 初期費用が抑えられる
- メンテ次第で維持費が上下する
→ 価格と安心のバランスが良い王道
🚘 サブスク(KINTO・オリックス)
総コスト:約140〜240万円
- 車検・税金・保険・メンテ全部込み
- 月額25,000〜60,000円で計算
- 返却が前提なので残価のメリットなし
→ とにかくラクを買いたいひとへ
🤝 個人売買(メルカリ・ジモティー)
総コスト:約70〜150万円
- 安ければ20〜70万円台で車体が買える
- 保証なしなので故障した場合は費用負担が大
- 手続きもDIY(DO IT YOURSELF)
→ 一番安く買えるがリスクが大きい
🧠【読者への重要メッセージ】
コストはあなたの使い方や地域、車種で変わります。
この記事の数字は、あくまで「一般的なモデルケース」です。
👇の式を使えば、あなた自身でコスト計算ができます。
総コスト = 車両価格 +(年間維持費 × 5年)− 売却額
💬 Q&A:読者が迷いがちなポイント

❓「最終的に一番コスパ良い買い方は?」
👉 状態のいい中古車を信頼できる店舗で買うこと。
リセール、部品数、故障率の面でも安定。
❓「車を買うよりサブスクの方が時代に合ってる?」
👉 “車→移動の手段”と思ってる人はYES。
趣味性・愛着求める人は、購入の選択肢がいいかもしれません。
❓「新車は意味ある?」
👉 長期所有・安全性能・維持履歴を重視する人にはベスト。
❓「個人売買はやめたほうがいい?」
👉 初心者はNO。
やめた方が無難。
取引経験のある人や車の知識がある人ならアリです。
🏆 まとめ:答えは人によって違う。けど基準はひとつ。
その車を買ったあと、困らないか?
- 購入費
- 登録等の手続き
- 故障の際の修理費用
- 毎年の自動車保険
- 毎年の税金
- 名義変更等の手続き
トータルで見て、安心して乗れることがその人にとっては正解です。
だけど、車は贅沢品。
FPの立場として、都会や交通網が発達している場所にお住まいの方にはオススメしません。
🏁 次回予告
車買う前にやって正解だったこと・やらずに後悔したことTOP10
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