「相手の意見も大切にしつつ、自分の意見も伝えたい」と思いませんか?
そう思う人は、アサーティブタイプかもしれません。
私は、自分の意見を伝えることに苦心しておりますが、コミュニケーションタイプを診断してみたら・・・(質問は9つ。1,2分で終わります。)

という結果が出ました。
この記事では、診断結果の意味とアサーティブタイプの強み、今後の課題、そしてよりよい伝え方について紹介します。
この記事を読むことによって、
- 自分のコミュニケーション傾向を知ることができる
- 相手を傷つけずに伝える技術を学べる
- ストレスの少ない人間関係を築いていくヒントを得られる
ページの最後には、実際に診断のできるサイトを紹介しております。
💡 アサーティブとは?自己主張と配慮のバランス感覚
アサーティブネス(アサーション)とは
自分の気持ちや意見を率直かつ誠実に伝えながら、相手の立場や意見も尊重するコミュニケーションスキルです。
自己主張だけではなく、相手との対等な関係性を大切にする姿勢がポイントです。
🔸アサーティブの4つの基本姿勢
視点 | 内容 |
---|---|
誠実 | 自分にも相手にも正直である |
率直 | 遠回しでなくて、わかりやすく伝える |
対等 | 上下関係を意識せず対等な姿勢を保つ |
自己責任 | 自分の言動に責任を持つ |
🧠 コミュニケーション4タイプ比較

タイプ | 特徴 |
---|---|
攻撃的(ドッカン) | 自分の意見を押し通す。相手の気持ちは、無視しがち |
受身的(オロロ) | 自分の意見を抑えて、相手に合わせすぎてしまう |
作為的(ネッチー) | 自分の意見も抑えて、相手の気持ちも無視しがち |
アサーティブは、自分の意見も相手の意見も大切にできるタイプです。
🌱 アサーティブタイプの強み
診断結果にあるように、アサーティブタイプにはこんな特徴をあります。
- 相手の話をよく聞き気持ちに共感できる
- 自分の意見も丁寧に伝えることができる
- 信頼されやすく職場や家庭で頼りにされる
- チームのバランス役としても活躍できる
当たり前のように感じるかもしれませんが、簡単にできることではありません。人間関係において、アサーティブな態度を取れる人は貴重です。
⚠ アサーティブタイプが陥りやすい課題がある
アサーティブタイプの人は、がんばりすぎる傾向もあります。
✴ 今後の課題
課題ポイント | 解説 |
---|
頼まれごとを断れない | 相手を尊重する気持ちが強すぎる。NOと言えないことも |
相手の気持ちを優先しすぎる | 自分の感情や疲れを後回しにしてしまう傾向 |
つねに良き理解者であろうとする | 自分自身の負担やストレスに気づきにくくなる |
「ちゃんと伝えなきゃ」で力む | アサーティブであろうとして、自然体を忘れてしまうことがある |
🧘♂️ だからこそ必要なのは「ゆるいアサーティブ」
完璧に伝えようとせずに、ときにはあえて言わない選択も必要です。
「伝える」「黙る」「保留にする」迷わず全部、自分で選んでいいんです。
✨私のNG例とアサーティブコミュニケーションの具体例
アサーティブコミュニケーションでは、職場や日常生活で「自分の意見や気持ちを率直に、かつ相手も尊重しながら伝える」ことが特徴です。以下、私のしたNG例とアサーティブ例をまとめました。
1. 依頼を断る場合
- NG例(非アサーティブ):「今は無理です」とだけ伝えてしまった。
- アサーティブな例:「本日締め切りの仕事が2件あるため、対応できません。もし明日でもよければお手伝いできます。」
2. 部下や同僚へのフィードバック
- NG例(攻撃的):「またミスしたの?気をつけてね」
- アサーティブな例:「期限内に資料を提出してくれて助かりました。ただ、一部数値の誤りがあったので、もし分からないことがあればその都度相談してもらえると嬉しいです。」
3. 上司や目上の人への要望
- アサーティブな例:「先輩にこうしたお願いをするのは心苦しいのですが、仕事中の独り言やキーボードの音が気になってしまいます。ご配慮いただけると助かります。」
4. 困難な依頼を受けたとき
- アサーティブな例:「今、複数の急ぎの仕事を抱えているので、すぐに対応するのは難しいです。どの仕事を優先するべきかご指示いただけますか?」
5. サービスや商品に不満があるとき
- NG例(攻撃的):「なんで間違えたの!」
- NG例(非主張的):何も言わずに我慢する。
- アサーティブな例:「注文したものと違う料理が来てしまいました。取り替えていただけますか?」
アサーティブコミュニケーションのポイント
- 事実と主観を分けて伝える
- 相手の立場や状況も尊重する
- 具体的かつ客観的に伝える
- 自分の気持ちや希望を率直に述べる
アサーティブコミュニケーションは、自分も相手も大切にする伝え方を目指します。
📝 まとめ:あなたの伝え方には価値がある
アサーティブタイプは、まさに「思いやり」と「自己表現」を両立させる人です。
でも、それを続けるには自分のペースを守ることも大切です。
無理をせずに、自分の心に正直になる。
ときには甘えることも立派なアサーティブです。
人間関係に疲れたときは、今日の診断を思い出して自分の心にそっと問いかけてみてください。
あなたも診断してみませんか?

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