🔰 結論:個人売買は安く買える。しかし、トラブルが多い。
車を買うときの選択肢としては
- ディーラー
- 中古車販売店
- 個人売買(オークション・SNS・アプリ)
この3つの中で、個人売買は安く買えるがリスクと責任が大きい。
特に最近は
🔹 メルカリ
🔹 ジモティー
🔹 X(旧Twitter)
🔹 YouTube経由
などで取引する人が増えています。
同時にトラブルも増えており、消費者庁が注意喚起しています。
🧩 個人売買のメリット・デメリット
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 価格 | 安い(相場より10〜30万円以上安いことも) | 相手が業者ではないため価格の根拠がほとんどない |
| 交渉 | 値下げ交渉可能 | トラブルになっても対応が曖昧 |
| 保証 | ほぼなし | 故障しても返品不可が基本 |
| 手続き | 自分で自由に手続きできる | 手続きミス→税金などトラブルが直撃する |
→ 価格だけを見て飛びつくのは危険です。

⚠️ 個人売買で多いトラブルランキング3
🥇 第1位:名義変更されない問題
売買後でも相手が 名義変更せず乗り続けるケース。
すると…
- 駐禁通知 → 売った人に届く
- 自動車税 → 売った人に届く
- 事故や犯罪 → 売った人が「所有者」として責任問われる可能性
消費者センターへの相談件数が年々増加しています⬇️。
名義変更が完了した証拠として
👉 「名義変更後の新しい車検証コピーを必ず受け取る」
これが鉄則です。
🥈 第2位:隠れ故障・修復歴・走行距離詐称
業者との売買と違い、個人売買は 契約不適合責任(欠陥責任)の免責の文言が入るのが一般的です。
つまり、買った後すぐに故障しても文句言えない
エンジン載せ替え・事故歴あり・水没車・エアバッグキャンセルなど素人では見抜けない欠陥を抱えた車が流通していることがあります。
🥉 第3位:書類不足で手続きが進まない
特に多いのが👇
- 印鑑証明書なし
- 実印の押印なし
- 譲渡証明書がない
- 車の住所変更歴が繋がらない
- 前オーナーの車庫証明シールだけが付いてる謎の車
手続きが止まり、車を買ったのに乗れないことも珍しくありません。
📝 個人売買するなら「事前チェックリスト」

✔ 車検証と登録情報が一致しているか
- 氏名
- 住所
- 型式
- 車台番号
が一致しない場合、名義変更に追加書類が必要になる。
✔ 廃車歴・修復歴・走行距離の確認
オススメ手段👇
| 方法 | 費用 | 信頼度 |
|---|---|---|
| 走行距離管理システム | 無料表示あり | 高い |
| AIS / JAAA鑑定書付き | △(個人売買では少ない) | 最高レベル |
| 自分で目視 | 0円 | 低い |
| OBD点検(工具・アプリ) | 3,300円〜 | 中 |
⚠️走行メーター管理システムは、中古車の走行距離の改ざん防止に有効で、高い信憑性を持つとされています。
日本オートオークション協議会が開発し、オークションに出品された中古車の走行距離データを集約したデータベースを構築しています。
これにより不正車両の発見や流通抑止に貢献しており、特にオークションでの取引が多い中古車は、このシステムで走行距離の正当性を確認できます。
⚠️AIS / JAAA鑑定書付きとは、中古車が第三者機関であるAIS(日本自動車検査協会)とJAAA(日本自動車鑑定協会)のどちらか片方、または両方の鑑定書を付けて販売されていることを意味します
⚠️OBD点検は、自動車に搭載されている車載式故障診断装置(OBD)から専用の工具(スキャンツール)やアプリを使って故障コード(DTC)を読み取り、車両の電子制御システムに異常がないかを確認する点検・検査のことです。
✔ 自動車税のルールを理解していますか?
- 普通車の税金 → 4月1日時点の名義人へ課税
- 軽自動車の税金 →4月1日時点の名義人へ課税
引き渡すタイミングで負担が変わりますので、負担割合を口頭でなく書面で決めることが重要。
✔ 取引契約書は必ず作る
最低限入れる項目👇
- 車両情報(車台番号必須)
- 引き渡し日
- 名義変更期限(例:引き渡しから5日以内)
- 故障時の責任範囲(基本「現状渡し・保証なし」)
- 連絡先(電話・住所)
🔍 個人売買に向いている人・向いていない人
| 向いてる人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 車の知識がある | 車の知識がない・初めて所有 |
| 手続きが得意 | 平日に役所へ行けない |
| 故障もDIY対応可 | 壊れたら困る・保証欲しい |
| 値段優先 | 安心・時間・保証が欲しい |
💬 Q&A:個人売買についてよくある質問

Q1:代金の受け渡しはどうすれば安全?
👉 現金手渡し or 銀行振込を推奨します。
PayPay・メルペイは、高額送金制限と返金処理のリスクがあります。
Q2:名義変更を相手がしてくれなかったら?
👉 最終手段として、「一時抹消」または「使用停止申請」が可能。
ただし、時間や手間がかかるため、契約書で事前にトラブルを予防することが重要です。
Q3:ナンバーそのままで渡していい?
👉 NGです。
名義変更前に買った人が事故を起こす→所有者責任になることが。
Q4:行政書士に代行頼める?
👉 もちろん可能です。
個人売買で一番多い依頼=名義変更&車庫証明セット。
🧠 まとめ:安さだけで選ぶと後悔する世界。
- 個人売買は安いけど、責任やリスクを持たなければならない
- 書類・税金・名義・保証などを理解して売買しないと危険です
- 個人売買で迷うならディーラー・中古車販売店で購入すること

🏁 次回:第8話
中古車店・ディーラー・サブスク・個人売買、どれが結局一番おトク?比較総仕上げ回。
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