車を所有していると、いつの間に紙の書類が増えてきます。
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- 任意保険の証券
- 自動車税の書類
- 車庫証明の紙、シール
- ディーラーの点検記録 など
気づいたら「これは車に保管?家の中で保管?もう必要ないから捨てていいの?」
まったくわからない状態になります。
今回は、最新情報をチェックしながら
- 車に常備しておくもの
- 家で保管すればOK
- スマホ保存で十分
- 捨ててOK(ただし処分は慎重に)
を車の手続きにうとい私の視点で整理してみました。

🚘 まず「車内に必ず必要なもの」から整理しよう
① 自動車運転免許証(当たり前だけど一番大事)

出典:警察庁HPより
- 法律で携帯義務あり
- 不携帯は、反則金3,000円(違反点数はつかない)
2025年3月24日よりマイナンバーカードとの一体化も進んでいます。
当然ですが運転するとき常に携帯するものです。
② 車検証(電子車検証も含む)

出典:国土交通省HPより
- 車に備え付け義務あり
- 不備があると50万円以下の罰金の可能性が。
- 電子車検証の時代でも「車検証そのもの」は車に備え付けが必要
電子車検証になっている場合は
- 券面には最低限の情報
- 詳しい内容は「自動車検査証記録事項」という別紙やアプリで確認
という形ですが車検証を車に積んでおくルール自体は変わりません。
③ 自賠責保険証明書(紙 or 電子)

出典:三井住友海上火災保険株式会社HPより
- 自賠責保険は、強制保険加入です。
- 証明書の携行義務あり
- 不携帯:30万円以下の罰金
- 未加入:1年以下の拘禁刑 or 50万円以下の罰金+違反点数6点👉即免停
最近は、自賠責も電子化の流れが進んでいます。
電動キックボードなどから始まり、自賠責証明書をスマホで提示できる制度が段階的に導入されています。
✅ 自分の入っている保険会社が「電子証明書」に正式対応しているか
✅ 警察官から求められたときにすぐ提示できる状態にしておくか
ここは、各社・各アプリで異なります。
スマホだけで本当に大丈夫かは加入している保険会社に確認しておくのが安心です。
④ 発炎筒(非常信号用具)

出典:株式会社カーリットHPより
- 法律で装備義務あり(ただし有効期限切れで即アウトではない)
- いざというときのために、グローブボックスや助手席の足元などに設置しておこう
⑤ 三角表示板(停止表示器材)

出典:チューリッヒ保険HPより
- 「常に積んでおく義務」はない
- ただし、高速道路などで故障・事故で停止したときは停止表示義務があり、その手段として三角表示板を使うのが一般的
- 設置しないと表示義務違反となり、違反点数1点・反則金6,000円になる場合が
👉 「車に積んでおくのが必須アイテム」という位置づけです。
🅿 車庫証明まわりの紙・シールはどうする?
① 車庫証明書(自動車保管場所証明書)

参照:警視庁HPより
- 車の登録時に使う書類
- 登録が終わった後は車内に積んでおく必要はなし
- 自宅で保管用ファイルに入れておけば十分
車庫証明書の「有効期限」は、登録手続きに使える期間として40日間とされています。
② フロントガラスに貼る「車庫証明シール(保管場所標章)」

出典:チューリッヒ保険より
今までは、車庫証明を取るとフロントガラスなどに貼る「保管場所標章(シール)」が交付されていました。
しかし、法改正により2025年4月1日に廃止されました。
🏠 家で保管すべき「重要書類」
車内ではなく、自宅で大事に保管しておくべきものを整理しておきます。
① 任意保険の保険証券
事故やトラブルのときに必須。
スマホアプリやPDFでの保管が主流になりました
証券を車に積んでおく必要はありませんが
- 契約者番号
- 事故受付の電話番号は、スマホ or 車内のメモに控えておくと安心です。
② 自動車税の通知・納税証明関係
納税通知書は、支払いが済めば原則として車には不要です。
車検のときに納税確認が必要ですが、最近はオンラインで照会されるケースが増えております。
納税証明書を持参しなくてもOKな自治体が増加中。
といっても、最新年度のものは念のためにファイル保管かスマホで撮影しておくと安心です。
③ 車の購入・売却・整備に関する書類
- 売買契約書・保証書
- 点検・整備記録簿
- パーツ交換・タイヤ購入のレシート etc.
これらは、売却時の査定や保証修理を受けるときに「いつタイヤ交換したかな?」など思い出すときに役立ちます。
1台ごとにクリアファイルを作ってまとめておくとかなり便利です。
📱 紙+デジタルの「ハイブリッド管理」が最強
1台ごとにこんな管理がやりやすい
A:車内に置いておくセット
- 車検証
- 自賠責保険証明書(紙 or 電子)
- 発炎筒
- できれば三角表示板
B:家のファイルにしまうセット
- 任意保険証券
- 納税関係書類
- 車庫証明書(控え)
- 購入・売却・整備の書類
C:スマホに入れておくと便利なもの
- 任意保険の契約内容・証券番号のスクショ
- 自賠責の電子証明(対応していれば)
- 車検満了日をカレンダーアプリに登録
- タイヤ交換・オイル交換の履歴メモ
✅ 「原本は家」「普段見るのはスマホ」「運転中に必要な最低限の書類だけ車へ」
こんなイメージで分けるとスッキリします。
💬 Q&A:車の書類と片づけについてよくある疑問

Q1:車検証は車に積まずに家で保管してもいい?
A:ダメです。
車検証(電子車検証を含む)は、車に備え付けておく義務があります。
検問や事故のときに提示を求められるので、車内に保管しましょう。
Q2:自賠責の証明書の紙を捨ててスマホだけでもいい?
A:制度としては電子化が広がっていますが、自分の契約が「電子証明」に正式対応しているか。
警察官に提示を求められたとき、電波や電池切れでも問題ないかなど現実的な問題があります。
当分の間は「紙+スマホ」の両方で持っておくのがおすすめです。
Q3:昔の車庫証明のシールは、もう剥がして捨てていい?
A:シールの貼り付け義務は、2025年4月1日に廃止されました。
それ以前に交付された標章については、剥がしても問題ありません。
Q4:任意保険の紙の証券は捨ててもいい?
A:電子証券だけに切り替えている保険会社も多く、紙がなくても問題ないケースが増えています。
ただし、解約・更新の時期や補償内容の見直しのときに確認しやすいので、少なくとも最新の1枚はファイルに残しておくのがおすすめです。
Q5:書類を捨てるとき、どう処分すればいい?
A:車検証のコピーや古い保険証券などは、住所・氏名・ナンバーなどの個人情報が満載です。
シュレッダーにかけるか、個人情報がわからないよう細かく破ってから捨てましょう。
🧠 まとめ:「どこに何があるか」を決めたら一気にラクになる
- 「車内」「家」「スマホ」で役割を分ける
- 法律で車内常備が必要なもの(車検証・自賠責)は必ず車の中へ
- 税金や任意保険は、家のファイル+スマホで管理
- 紙を減らしたい人ほど「スマホ+クリアファイル1冊」が最強
なんとなくダッシュボードに突っ込んでいた紙を「いる/いらない」「車/家/スマホ」に分けるだけで、管理がラクに。

🏁 次回予告(第5回)
「車を手放すときや買い替えるときに書類は何が必要?」
- 廃車・売却・名義変更のときに必要な書類
- 事前に準備しておくとスムーズなもの
- 個人売買のときに気をつけたいポイント
を「車の手続きにうとい私」が調べてまとめていく予定です。
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