フリーランスでも社会保険に入れる?「みん社保」「社保の窓口」でマイクロ法人なしの節税が可能?【2025年最新版】

はじめての開業

「国民健康保険は高い!」「将来の年金が少なくて不安…」

そんなお悩みをもつ個人事業主やフリーランスの間で最近注目を集めているのが みん社保」や「社保の窓口 といった新サービス。

これらは、マイクロ法人を設立せずに 厚生年金+健康保険に加入できる というものです。

この記事では、その仕組み・メリット・注意点をわかりやすく解説します。

フリーランスの社会保険なら【みん社保】
社保の窓口 | 個人事業主・フリーランス向け社会保険加入サービス
実は、国保の保険料は削減できます! 国保から社保に切り替えることで、年間最大100万円も削減可能! 個人事業主・フリーランスでも社保に加入できます!

👉結論:裏ワザではなく“別の入り口”

これらのサービスは、あなたを「協会の理事や従業員」として登録して、その法人の社会保険に加入させる仕組みです。

つまり、この制度の条件を満たす形を整えて 厚生年金+健康保険に加入する合法的な方法
マイクロ法人を立ち上げる手間を省いて、社会保険の恩恵を得ることを目的としています。

🛡️フリーランスの一般的な保険制度

通常、個人事業主やフリーランスのみなさんは以下の2つに加入します。

  • 国民健康保険
  • 国民年金(基礎年金)

⤵️デメリット

  • 所得が増えると国民健康保険料も上がる
  • 国民年金の将来受取額は、会社員と比べると少ない
  • 扶養制度が弱く、家族全員分の保険料負担が発生

🏢これまでは「マイクロ法人」で対応していた

これまでは「自分で法人を設立」して、そこに自分を役員として所属させるのが一般的な節税方法でした。

⤴️メリット

  • 厚生年金加入による将来の年金UP
  • 扶養家族の保険料を軽減できる
  • 法人格による社会的信用が上がる

⤵️デメリット

  • 設立・維持コストが高い(登録免許税・登記費用・税理士報酬など)
  • 形式だけの会社だと否認リスクあり

🤖「みん社保」「社保の窓口」の仕組み

これらのサービスは、あなたを法人や社団法人の理事・従業員として登録して、社会保険に加入 させます。

サービス名主な特徴
みん社保一般社団法人の理事として登録。扶養・厚生年金もOK。報酬設定に基づき加入。
社保の窓口個人事業主・フリーランスが対象。月額約4万円で健康保険+厚生年金加入可。家族扶養も可能。
全国個人事業主連合会など団体の非常勤理事として報酬を得る形式。業種を問わず参加できる。

✌️節税になる理由

  1. 国民保険は所得比例で高額化
     → 売上が増えると毎年保険料が跳ね上がる。それに比べ⬇️
  2. 厚生年金+健康保険は報酬ベース
     → 標準報酬月額に応じて保険料をコントロールできる。
  3. 扶養の仕組みが使える
     → 配偶者・子どもを被扶養者に入れることで、家族の保険料が0円に。
  4. 年金受給額が増える
     → 国民年金よりも老後の受給額が多くなる傾向。

⚠️注意点・リスク

  1. 実態のない名義貸しはNG
     → 本当にその団体で業務を行って報酬を得ている実態が必要です。
  2. 標準報酬が不自然だと否認リスク
     → 極端に安い設定は要注意。
  3. 税務・年金の整合性が複雑化
     → 本業との線引きが必要。
  4. 制度変更リスク
     → 国が監視を強化する可能性があるため、常に最新情報を確認すること。

📈利用者の口コミ

  • 「年間120万円→45万円に社会保険料が下がった」
  • 「配偶者を扶養に入れて家計が安定した」
  • 「厚生年金加入で老後への安心感を得た」
  • 「住宅ローン審査で“会社員”扱いになって通った」

よくあるQ&A

Q1. 違法じゃないの?
A1. 各サービスは「制度に基づく合法的なサポート」と説明。ただし実態がないと否認リスクがあり。

Q2. 月いくらくらい?
A2. 目安は月額4万円前後(家族含む)。ただし、世帯構成や所得で変わります。

Q3. 家族も扶養できる?
A3. 配偶者・子どもも被扶養者として保険料負担なしで加入できる。

Q4. やめられる?
A4. 1〜2か月前の連絡で退会可能。違約金なしのサービスが多い

Q5. チェックされたら?
A5. 実態のない加入は否認・追徴リスクが。報酬・業務内容を明確に

✅加入前に確認するポイント

  • その法人で何の業務をするか確認すること
  • 報酬額と標準報酬月額を事前にチェックすべし
  • 扶養の範囲(配偶者・子ども)を明確に
  • 退会ルール違約金の有無を確認
  • 税理士・社労士に税務面での確認を取る

📕まとめ

フリーランスや個人事業主がマイクロ法人を設立せずに、厚生年金+健康保険に加入できる仕組みがぞくぞくと登場しています。
「みん社保」や「社保の窓口」はその代表例です。

メリット

  • 国保・国民年金より負担が軽くなる可能性が
  • 家族を扶養に入れて保険料0円
  • 将来の年金受給額UP

注意点

  • 実態のない名義貸しは危険
  • 制度変更・監査リスクは常に意識する

節税目的だけで飛びつかずに「自分の世帯に本当に合うか」を冷静に判断することがポイントです。

今回テーマは、ひとり親・自営業者の私にとっても切実です。
次回の記事で、試算表作って読者の方に“節税予想”を共有していきます。

💡次回予告:第2弾記事テーマ
「実際いくら変わる?みん社保・マイクロ法人・国保を金額で比較」
→ 試算表+シミュレーションでわかりやすく紹介予定!

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