「貯金しなさい!」と言われるより「未来の自分へプレゼントしよう!」と言われたほうが子どもはワクワクするとおもう。
FPラスコルが娘たちと実践しているのは、“貯める=未来の自分へのギフト”という考え方です。
第3回目は、親子で3分の会話と1つのワークを通して「お金を貯める意味」と「ふやす楽しさ」を学んでいきます。
⬇️第2話は「待つ力」を育てるがテーマです。

💬 親子の会話(読むだけでOK)

いま貯金箱に1000円入ってるんだ!

すごいね!ところで“ふやす”ってどういうことか知ってる?

え、貯金箱に入れたままだとそのままじゃないの?

そうだね。でも、銀行に預けたり、投資するとお金がお金を生む“複利”っていう魔法がかかる場合があるのだよ。
 たとえば年利10%なら、1000円が1年後には1100円になるんだよ。

じゃあ、貯めたりすると勝手にふえるってこと?

そう。コツコツ積み立てていく人は、“未来の自分”からありがとうって言われる場合があるんだ。
⏱ 今日の3分ミッション|“未来へのプレゼント貯金箱”を作ろう
用意するのは空き瓶や箱ひとつだけ。ラベルにこう書く。
「未来の自分へのプレゼント貯金箱」
- 今月のおこづかいのうち「10%」を入れてみよう。
- 1年間続けたら「中身+ボーナス100円」を家族からプレゼント!
- 中を開けるときに「どんな自分になっているかな?」と話してみる。
💡ポイント
“貯める=我慢”ではなく、“未来の自分へありがとう”を贈る時間に変える。
これができる子は、自然とお金の使い方も計画的になっていくでしょう。
文部科学省・OECDの金融教育調査をまとめた文献では
「貯蓄や将来計画の意識がある児童は、金銭管理能力が高い」
という結果が出ている。👉参考文献
🧠 FPラスコルの解説|貯金の本質は「未来を信じる力」
お金を貯めるという行動は“今の自分から未来の自分へ”という行為です。
つまり
「今の楽しみを少し我慢して、もっと大きな幸せをつかむ」
という練習なんだね。
“複利の力”は、長く続けるほど雪だるま式にふくらんでいく。
アインシュタインが「複利は人類最大の発明」と言ったのも納得。
🌟 親のつぶやきヒント
- 「お金を貯めることは、未来の自分を笑顔にすることだね」
- 「お金がお金を生むって、小さな魔法みたいだね」
- 「少しずつでも続けれる人がいちばん強いんだよ」
🧩 親子でできるワーク|2つの貯金箱を比べてみよう
- 「今使う用」貯金箱
- 「未来の夢用」貯金箱
2つを並べてみて、どちらにどれくらい入れるかを親子で話し合おう。
→ “今の楽しみ”と“未来の夢”のバランスを親子で一緒に考える練習になる。
「未来の夢用」に“将来行きたい場所”や“ほしいもの”の写真を貼っておくと
目標がリアルになって継続しやすいですよ。
🏠 家で使える合言葉
「貯める=未来の自分に“ありがとう”」
この一言で貯金が「義務」から「楽しみ」に変わる。
家族の会話の中で自然に使ってみよう。
🎁 まとめ
- 貯金は「我慢」ではなく「未来へのプレゼント」
- “複利”を知るとお金を育てる楽しさが生まれます
- 小さな習慣が将来の大きな自由につながっていく
🔗 次回予告
第4話:「見えないお金って?──キャッシュレス時代の賢い使い方」
スマホ決済やプリペイドの“見えないお金”をどう上手に管理するか?
親子でルールを作って学ぼう!
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