子どものスマホ、あなたはどこまで気を配っていますか?
「友達とLINEするくらいなら大丈夫」──そう思って油断していると、気づいたときには手遅れになっていることがあります。
既読スルーによる仲間外れ、晒しやなりすまし、知らない大人からのDMなど。
これらは、親の目の届かない場所で静かに進行して、ある日突然、子どもの心を深く傷つけます。
でも、安心してください。
ルールを親子で決めておけば、手遅れになる前に防げます。
この記事では、親が先に知っておくべき7つのルールと今日から使える「家のSNSルール表」テンプレートを紹介します。
この記事を読んで、今夜親子の取り決めをしましょう。
⚠️親が知らないと“手遅れ”になるSNSトラブル
- 既読スルー問題:返事がない=嫌われたと誤解されて仲間外れに
- 晒し・なりすまし:写真やアカウントを勝手に使われて拡散される
- 知らない大人との接触:DMやリンクから詐欺や犯罪に巻き込まれる
「うちの子に限って」は通用しません。
でも大丈夫。ここで紹介するルールを押さえれば、親が“最後の砦”になれるのです。
✏️手遅れを防ぐ!家のSNSルール7選

1. 公開範囲は“非公開”からスタート
- 危険:公開設定のまま投稿=世界中に晒される
- ルール:最初は「非公開(鍵付き)」で練習
- 安心ポイント:「最初から閉じておけば、大きなトラブルは未然に防げる」
2. 個人情報は絶対NG
- 危険:制服や通学路が写れば簡単に特定される
- ルール:写真は位置情報オフにして、背景のチェックは必須
- 安心ポイント:「“映さない”を徹底すれば、知らない人に特定されるリスクはほぼゼロ」
3. 知らない人からのDM・URLは開かない
- 危険:詐欺や副業勧誘、アカウント乗っ取り
- ルール:知らない人は、即ブロックして通報する
- 安心ポイント:「“触らない”ルールを徹底するだけで、多くの危険はシャットアウトできる」
4. スクショ投稿=消えないことを理解する
- 危険:悪口や黒歴史が一瞬で拡散される。削除できない
- ルール:「書いた記事は、24時間寝かせてから投稿」を習慣化
- 安心ポイント:「一度落ち着いてから投稿すれば、炎上はグッと減らせる。」
5. 困ったら“保存→ブロック→通報→親に共有”
- 危険:子どもが一人で抱え込んで、状況が悪化することが多い
- ルール:トラブル時の緊急4ステップを家に貼る
- 安心ポイント:「証拠を残してすぐ親子で共有すれば、必ず解決の糸口はある」
6. 時間と場所のルールを作る
- 危険:深夜利用→睡眠不足や依存症になる
- ルール:SNSは21時まで、寝室持ち込み禁止にする
- 安心ポイント:「“夜はお休み”を徹底するだけで、健康も学力も守れる」
7. 課金・投げ銭はゼロベース
- 危険:高額請求→親子関係が破綻することも
- ルール:原則0円、したければ親の許可制
- 安心ポイント:「お金のルールを先に決めておけば、親子で揉めずに済む」
🗒️家のSNSルール表(テンプレ付き)
✅ 公開範囲は非公開からはじめる
✅ 学校名・制服・通学路は写さない
✅ 写真は位置情報をオフ
✅ 知らない人のDMは開かない
✅ 困ったら保存→ブロック→通報→共有
✅ 投稿は24時間寝かせる
✅ 利用は21時まで/寝室持ち込みなし
✅ 課金・投げ銭はゼロベース
✅ 実名アカ(実名アカウント)は高校生以降に
✅ ルール違反時は親子で再確認
子ども___ 親___ 日付___
👉 冷蔵庫に貼って“家の約束”にするだけで、安心度は大幅に上がります。
✅トラブルが起きたときの緊急手順

- 証拠を保存(スクショ・録画)
- 相手をブロック
- アプリ内で通報
- 親に共有→必要なら学校・警察へ通報

ラスコル
最も大切なのは親の一言。
👉 「あなたは悪くない。知らせてくれてありがとう。」
この言葉が、子どもの心を救います。
✨まとめ
- 子どものSNSトラブルは、知らない間に進行して気づけば手遅れになりがちです
- ルールを決めておけば、安心して子どもを守れる
- 今夜やること:
① 家族でこの記事を読み合わせる
② ルール表にサインする
③ 冷蔵庫に貼る
手遅れになる前に、親が先に知って最後の砦になる。
あなたの一言と家のルールが、子どもを守る最強の盾になります。
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